マイホームを建てる>木造住宅でも耐震性を重視した安全設計にする方法

私の家は、重量鉄骨で作りましたが、木造建築を考えている方のために、木造での基礎に
関して記しておきたいと思います。木造と言えども基礎は鉄筋コンクリートです。このと
きに基礎の形を、梁のように繋げて造る布基礎、あるいは全面にコンクリートを引くベタ
基礎にして、地中の部分も深くしておけば、耐震性、耐久性がよくなります。

家にとって湿気は禁物です。湿気を防いで建物の寿命を延ばすには、床面をできるだけ高
くして、さらに通風を良くする為に、床下換気口を効果的にできるだけ多く付けることで
す。その際にせっかくの換気口を物や植木鉢などで塞がないように気をつけましょう。最
近では電動式の床下換気扇もありますから、活用してみてはどうでしょうか？

なお、ベタ基礎にしない場合は、空いているところを土のままにしないで、土間コンクリ
ート打ちにすると、床下の湿気が少なくなり、いっそう防湿効果が良くなります。基礎の
上に乗せる土台は、腐りにくいヒノキを選び寸法も４寸角の物で、アンカーボルトで基礎
にしっかり締結しておけば、耐久性もあがります。