マイホームを建てる>住宅の工事現場には工事管理者が必要です

皆さんは、住宅の工事現場に、工事管理者が必要なことをご存知でしょうか。この工事管
理者、というのは、１．２級建築士、木造建築士の資格を持った人が担当することになっ
ています。そして、工事が設計図どおりに行われているのを、監督します。

建設現場では、工事管理者が複数の現場を掛け持ちしたり、忙しかったりするので、不在
となるケースが多いようです。当然資格のない建設会社の社長が来ていても意味はありま
せん。こうなると、見られていないことをいいことに、現場では「早く終わらせたい」「簡
単に済ませたい」という作業者の意識が働き、手抜き工事などが起こりやすくなります。
皆さんも、建売などの建築現場で、管理者がチェックしているのはあまり見かけないと思い
ます。ほとんど、大工の棟梁や現場の職人のみで、進行していると思います。

こんなことを防ぐには、工事管理者に監督してもらうようにお願いすると同時に、自分でも
昼や、３時に、差し入れを持っていき、よく現場を見ることです。こうすることで、現場と
の意思の疎通や、適度な緊張感が生まれてきます。私も、現場によく足を運びましたが、大
工が、建設会社の社員で優秀だったので、大きな問題はありませんでした。